テレフォン看護師の仕事
こちらでは、潜在看護師が復職するにあたって知っておくべき“病棟勤務以外の働き方”について紹介していきたいと思います。ここでお伝えするのは、コールセンターで働く看護師のお仕事。電話対応だけで終わる看護師の仕事とは?
看護師が行うコールセンターの仕事とは
単に“看護師がコールセンターで働く”と聞いても、何のことだかよく分からないかもしれません。しかし、コールセンターの仕事の中には、看護の知識がないと出来ないものが少なからずあるのです。
具体的な例を以下に列挙してみましょう。
- 薬品に関する問い合わせに回答する仕事
- 健康に関した電話相談を受ける仕事
- 育児の悩み相談を受ける仕事
- 高齢者の健康相談に回答する仕事
- 自己注射の方法を指導する仕事
- 慢性疾患に関する健康相談を受ける仕事
- 医療器具の使用法や用途の質問を受ける仕事
以上の例をご覧頂ければよく分かるように、これは医療従事者でなければ勤まらない仕事なのです。看護師の力は、こういった場面でも必要になるのですね。コールセンターは24時間ずっと受付していることも多いので、昼勤・シフトから夜勤専従まで幅広い働き方が可能です。
コールセンターで働くには
臨床経験のある看護師ならば、一定の指導を受けることで簡単にこなせる仕事です。
終始座って電話相談を受ける仕事ですから、体力的にも病棟勤務よりずっと楽です。時給の面では病院勤務に劣りますが、家事との両立を考える上では非常に魅力的だと思います。
ただ、山形県で働くということを考えると、少し問題になる点もあります。よく考えればお分かりだと思いますが、電話を受けるためのコールセンターは、一箇所にあれば全国どこからでも相談を受けることが出来ます。何も、各都道府県に事務所を用意する必要はありません。
そうなれば当然…人口が多くて人員を集めやすい首都圏に設置するのが自然。残念ながら大抵の場合、仕事は都内に集中しているのです。都内に転居を伴う転職を考えている方には良いかもしれませんが、山形県内で暮らしていく場合には見つけるのが大変かもしれませんね。
以上、潜在看護師の働き方として“コールセンターでの仕事”を紹介しました。